ここ一か月ほど
ゲストハウスで共同生活をしている
フランス人がいます。
日本語を勉強していて
とても気が利いて話しやすい
みんなから好かれる性格の女性です。
彼女は色んな国に行ったことがあり
異文化に対して寛容なのですが
最近は日本の文化に興味津々で
毎日Netflixで「テラスハウス」を見ています。
そして「ハーフ=かわいい or かっこいい説」など
言われてみればかなり日本っぽい考え方を
よく突っ込んできます。(笑)
(彼女的に軽井沢シーズン初期メンバーのモデルの彼は
かっこよくないそうで。わたしは反対しましたが。(笑))
その彼女がテラスハウスを見ていて
どうしても理解できなかった日本文化が、
本記事のトピックです。
それはこんなシーンにありました。
19歳の男の子が同い年の女の子を
デートに誘いましたが、
男子の方は運転免許を持っていないため
女子が運転することに。
それに対して誘われた女の子は
気に入らないようで、他のメンバーも
「初デートで女の子に運転させるなんて・・・」
といったことを言っています。
さて、皆さんはこの話を聞いて
どんな感想を抱きましたか?
わたしは正直なところ
「男の子、それはダサいよ~」
と思いました。(笑)
なぜなら
運転手は男子がするもの
という固定観念があったからです。
いつから、どうしてこんな考えを
持つようになったのかは分かりません。
だけど今こうして冷静に考えてみると
おかしな固定概念をもっていたなぁと
思います。
性別なんて関係なく
運転が得意な方、好きな方がすればいいし
体調とかその時の状況によって
ふさわしい人がすればいい話。
いつのまにか
運転は男子がするべきだという
固定概念を植え付けられていたんです。
女性の社会進出についてとか
産休、育休制度についてとか
世間では男女格差について
いろいろ問題視されていますが、
かなり身近で意識しないようなところにも
昔から続く(彼女曰く"old-fashioned"な)
性別による「こうあるべき姿」という考えが
根付いています。
これは日本だけではありませんが、
男女平等への動きは
日本は遅れているように感じます。
フランスの彼女も
日本の性別における固定概念には
驚くことが多いようです。
ちなみにアメリカのおもちゃ業界では
男女でおもちゃを区別するのをやめる動きが
あるみたいですよ。
産経ニュース:欧米で消える「男の子」「女の子」玩具…性別撤廃社会とリアルな市場で揺れる業界
世界に目を向けると
時代はどんどん移り変わっているのが分かります。
いつも運転してもらっている女性のみなさん、
まずはしてもらっていることに
感謝することから
初めてみませんか?
The world is huge, but don't forget that we are ONE.
結菜
コメントをお書きください